国の天然記念物と日本地質百選に選ばれており、山陰海岸ジオパーク(ユネスコ世界ジオパーク)にも含まれている景勝地での地質巡検。
玄武洞は、160万年前に起こった火山活動で流れ出したマグマが固まる時に、規則正しい割れ目を作る柱状節理が、
波の浸食により地表にあらわれたものです。これが江戸時代に石材として切り出され、採石場となった人口の洞が
この玄武洞なのです。節理が亀甲状に見えることから名づけられた玄武岩(カッコイイ名前!)は周辺で石垣や石畳や
漬け物石にまで使用されており、豊岡市の石にも指定されています。
公園として整備されており、ボランティアの案内ガイドも充実。
5つの洞(玄武洞・白虎洞・青龍洞・南、北朱雀洞)を見学しました。
近年、ビジターセンターや土産物ショップもリニューアルされ、ジオパークの目玉となっています。